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東京都練馬区の皮膚科クリニック/テル皮膚科/皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科.


ジベルバラ色粃糠疹

2012年01月23日

今年は例年よりも寒い日が続き、空気もやはり乾燥していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はちょっと難しい名前の病気について書こうと思います。
「ジベルバラ色粃糠疹」という病気ですが、この名前を言うとだいたいの患者様は「へ?」というような顔をします。
皮膚科の病気というのはやたら気難しい病名が多いのですが、この病気はその代表格といえそうです。
顔面を除く部位に、少しかさかさした赤い発疹が多数出る病気で、あまりかゆみなどの自覚症状はありません。発疹は数mmから1センチ程度で、皮膚のしわに沿って細長い形になるのが特徴です。結構派手に症状が出て患者様も心配されて受診するのですが、 基本的に全身症状はなく、あまり大きな問題は起きない病気です。ヘルペスウイルスの1種が発症に関係しているといわれていますが、はっきりしたことは分かっていません。
皮疹は数週間から数か月続くこともあり、経過が長くなるとわずらわしい病気でもあります。 http://www.phpaide.com/?langue=fr&id=5 まずはしっかり確定診断するのが肝心ですので、自己判断せず、皮膚科専門医への受診をお勧めいたします。