夏の紫外線対策
2010年06月01日
いよいよ6月。日差しの強い季節になってきました。テレビでも言ってましたが、今年は本当に春を飛ばしてしまったような季節感ですね。
最近は紫外線対策の重要性が認知されてきたので、冬場でもしっかり対策されている方も多くなりましたが、やはり日焼け対策に関してお問い合わせの多いのは夏場です。
日焼け止めを選ぶ際に参考にしていただきたいのは「SPF」と「PA」の表示です。SPFは30とか50とか数字で表されていて、これは皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるか、を表しています。たとえば、SPF50の日焼け止めを塗ると、紫外線を浴びて20分で皮膚が赤くなる人はそれが1000分(約17時間)に伸びる、というわけです。一方、PAは日焼け後、肌が黒くなったりするのをどれくらい防御できるかの指標になりまして、これは+~+++の3段階で表示されます。SPFはおもにUVBに対する防御力、PAはおもにUVAに対する防御力を表しています。
実際選ぶ場合は、SPFが30以上、PAは+++のものがよいと思います。
また、日焼け止めは比較的かぶれやすいといわれています。これは日焼け止めの成分でも特に、紫外線吸収剤でかぶれるといわれます。テル皮膚科では、この紫外線吸収剤を含まない、非常にかぶれにくい2e(ドゥーエ)の日焼け止めをはじめ、数種類の日焼け止めをご用意しております。過去に日焼け止めでかぶれてしまったご経験のある方や、選択で迷われている方などはお気軽にご相談くださいませ。