ヘルパンギーナについて

2014年07月02日

梅雨に入り、ゲリラ豪雨など不安定な天気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は冷夏だといわれたりもしていましたが、どうも予報はあてにならないようですので、今後の動向に注意したいと思っています。

さて、ここ最近、「関西で夏風邪がはやっている」というニュースが目に入りました。
夏風邪の正体は、ヘルパンギーナという病気なのですが、発疹が出る割に、あまり皮膚科ではお目にかかることの少ない病気です。
エンテロウイルスというウイルスが原因で、急に発熱して、口腔内に水疱ができたります。小児に多く、特に2歳以下のお子さんに多いです。
このエンテロウイルスは手足口病の原因ともなるウイルスで、実際、発疹は非常に似ているのですが、ヘルパンギーナの場合、風邪症状のほうが主になるので、患者さんは小児科に行くと思われます。

手足口病と共通のこととしては、1週間くらいで症状はよくなる(まれに重症化有)ということと、治療薬はないこと、治っても1か月くらいは便などからウイルスが排泄される、という特徴があります。

あまり、当院で患者様にして差し上げられることはないのですが、知識をお持ちになっていると、保護者の方も安心かと思います。
ご参考ください。