イボの治療

2010年12月03日

大分久しぶりになってしまいましたが、イボの治療について書こうと思います。
イボといってもいろいろありますが、よくお目にかかるのは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)と思います。
尋常性疣贅は比較的若年層に多い病気で、手や足にざらざらしたできものができるものです。特に痛みなどはないのですが、ウイルス性の病気のため、放置すると発育して大きくなったり、数が増えてくることがあります。
一方脂漏性角化症は、高齢になると出てくる良性腫瘍で、いわゆる「老人性イボ」です。悪性腫瘍でイボ状になるできものとの鑑別が必要ですが、普通、それほど急に増加することはありません。
どちらのイボも液体窒素を用いた冷凍凝固という治療法の適応になります。尋常性疣贅の場合は、ウイルスが排除されて、イボが完全に消失するまで、10日~2週間間隔で根気強く治療しないといけません。また保険で行える治療としてはヨクイニン(ハトムギのエキス)を内服する治療がありますが、これはあくまで補助的な治療になります。
当院では治療を効果的に行うために、クライオプロという機器を導入しております。
なかなか治療がうまくいかない方や「これってイボ?」という疑問をお持ちの患者さまの受診をお待ちしています。